フィッティングルーム : 「わたし」とファッションの社会的世界

書誌事項

フィッティングルーム : 「わたし」とファッションの社会的世界

小野瀬慶子著

アダチプレス, 2023.6

タイトル別名

Fitting room

フィッティングルーム : わたしとファッションの社会的世界

タイトル読み

フィッティング ルーム : ワタシ ト ファッション ノ シャカイテキ セカイ

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注記

その他のタイトルはジャケットによる

参考文献: p336-339

内容説明・目次

内容説明

“ファッションをつくる”人びとの、生の呼吸。手応え、喜び、信頼、希望。あるいは違和感、憤り、怒り、絶望―。ファッションの社会的世界に足を踏み入れてから、自ら創業した会社を離れるまでの30年間、“わたし”はファッションに何を求め、何をつくり出そうとしてきたのだろう。そこから見えてくる、“もうひとつの創造”の可能性とは?ファッションを支配するシステムへの葛藤と挑戦をつぶさに描き、個人的な経験を43の光景によって世界にひらく、オートエスノグラフィー。「フィッティングルームから出てきた女性の頬が、ピンク色に高揚する瞬間に出会ったことある?ほんとうに、最高なの」(シーン19より)

目次

  • 小さな感動
  • 世界へ流れ出す
  • 世界とのかかわり
  • 海外ブランド信仰への違和感
  • 自分たちで価値をつくる
  • 働く場所を決めること
  • バイヤーの仕事
  • 資本主義完全支配前夜
  • ショーとヒエラルキー
  • 女性による女性のための店
  • 9・11 2001年
  • つながる
  • 破壊のために戦わない、つくるために戦うデザイナーたち
  • プレスプレビュー
  • 外から見えたもの
  • 共感とコミュニティ
  • ウェブサイトに掲げたビジョン
  • 1号店オープン
  • フィッティングルーム
  • “わたし”たちのラグジュアリー
  • 3・11 2011年
  • 3・11 2011年とそれから1ヶ月
  • 成長への誘惑
  • 拡大とネットワーク
  • 不穏なパリ
  • パリ展示会
  • 世界での競争のはじまり
  • 小さなプレゼンテーション
  • デザイナー神話とスペクタクル
  • インスピレーション
  • スタイリストの仕事とその値段
  • クリエイティブクラスの生態
  • クリエイティブクラスとそのシステム
  • ショーへのハードル
  • ショーステイタス
  • 王国のディストピア
  • もうひとつの創造
  • 別れ
  • 「このドレスは今日会う人へのわたしの想いなのです」
  • 身体のその先にあるもの
  • 35度の猛暑とセミの声、冬のコー卜
  • 久しぶり
  • 未来

「BOOKデータベース」 より

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