コレモ日本語アルカ? : 異人のことばが生まれるとき

書誌事項

コレモ日本語アルカ? : 異人のことばが生まれるとき

金水敏著

(岩波現代文庫, 学術 ; 467)

岩波書店, 2023.6

タイトル別名

コレモ日本語アルカ : 異人のことばが生まれるとき

タイトル読み

コレ モ ニホンゴ アルカ? : イジン ノ コトバ ガ ウマレル トキ

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注記

2014年9月刊行の文庫化

引用テキスト: p211-217

参考文献: p219-227

年表: 巻末p15-24

内容説明・目次

内容説明

「これながいきの薬ある。のむよろしい。」この台詞から中国人を思い浮かべる人は多いだろう。だが現実の中国人は今、こんな話し方をしない。近代の日中関係のなかでピジンとして生まれたことばは、創作作品のなかで役割語としての発達を遂げ、それがまとう中国人イメージを変容させつつ生き延びてきた。

目次

  • 序章 “アルヨことば”にまつわる疑問
  • 第1章 宮沢賢治は「支那人」を見たか
  • 第2章 横浜ことばとその時代
  • 第3章 “アルヨことば”の完成
  • 第4章 満洲ピジンをめぐって
  • 第5章 戦後の“アルヨことば”
  • 終章 「鬼子」たちのことば

「BOOKデータベース」 より

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