男たちの部屋 : 韓国の「遊興店」とホモソーシャルな欲望

書誌事項

男たちの部屋 : 韓国の「遊興店」とホモソーシャルな欲望

ファン・ユナ著 ; 森田智惠訳

平凡社, 2023.6

タイトル別名

남자들의 방 : 남자-되기、유흥업소、아가씨노동

男たちの部屋 : 韓国の遊興店とホモソーシャルな欲望

タイトル読み

オトコ タチ ノ ヘヤ : カンコク ノ ユウキョウテン ト ホモソーシャルナ ヨクボウ

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注記

修士論文「遊興産業の『一次』営業戦略と女性の『アガシ労働』」(聖公会大学市民平和大学院実践女性学科, 2020) の議論をもとにし、第1章を書き下ろして加えたもの

原著 (오월의봄, 2022) の全訳

韓国文学翻訳院の出版助成をうけて出版されたもの

内容説明・目次

内容説明

多数の被害者を出し韓国社会を激震させた「バーニングサン事件」と「n番部屋事件」。しかし女性従事者が男性客を接待する遊興店において、女性への暴力は日常的におこなわれている―。ジェンダー化された空間でかたちづくられる権力構造、暴力を「遊び」として収益化する遊興産業の営業戦略、労働の過程で発生する搾取とスティグマを、当事者女性の声から暴きだす。

目次

  • プロローグ 「男性」をつくる遊興
  • 第1章 男たちの部屋(バーニングサンとアリーナ;男たちの部屋―n番部屋、ルームサロン、チャットルーム、ポッパン ほか)
  • 第2章 ルームサロン共和国の「享楽」(遊興店の営業戦略;男性客の「享楽」)
  • 第3章 遊興従事者のアガシ労働(アガシ労働;遊興従事者のアガシ労働 ほか)
  • エピローグ 答えを探す旅路のなかで

「BOOKデータベース」 より

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