氷室冴子とその時代
著者
書誌事項
氷室冴子とその時代
河出書房新社, 2023.6
増補版
- タイトル別名
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Saeko Himuro and her era
- タイトル読み
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ヒムロ サエコ ト ソノ ジダイ
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注記
小鳥遊書房 2019年刊に加筆したもの
氷室冴子略年譜: p392-397
内容説明・目次
内容説明
『クララ白書』『雑居時代』『なぎさボーイ』『なんて素敵にジャパネスク』などの少女小説、ジブリアニメにもなった青春小説『海がきこえる』、エッセイ『いっぱしの女』『冴子の母娘草』などで絶大な支持を得、今も人気女性作家たちがその影響を公言する作家・氷室冴子(1957‐2008)。少女小説研究の第一人者が丹念な資料調査と取材から、その功績と志に迫る。若木末生氏、桑原水菜氏や各社担当編集者のインタビューを増補、未完の傑作『銀の海金の大地』第二部についての証言も収録。
目次
- 第1章 氷室冴子以前―文学と少女マンガの揺籃期
- 第2章 作家デビューから『クララ白書』まで
- 第3章 マンガ原作の仕事と初連載『雑居時代』
- 第4章 一九八三年・八四年にみる多様な作品群
- 第5章 『なんて素敵にジャパネスク』と少女小説ブーム
- 第6章 男の子の行方―氷室冴子の少年主人公小説
- 第7章 少女小説から離れて―エッセイと一般小説の仕事
- 第8章 イメージから生まれた物語―『海がきこえる』
- 第9章 古代への情熱―『銀の海金の大地』
- 第10章 氷室冴子は終わらない―九〇年代後半以降から
- 附録 氷室冴子「少女マンガの可能性」
「BOOKデータベース」 より