怪談の仕掛け
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怪談の仕掛け
青弓社, 2023.6
- タイトル読み
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カイダン ノ シカケ
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内容説明・目次
内容説明
怪談を、怖がらせたい語り手と怖がりたい聞き手の関係性のなかで生成する怪異をめぐる話として位置づける。悲話、笑い話、ネットロア、予言譚、実話など、様々な話を成立させる仕掛けと怪異的な要素の関係を読み解くことで、怪談のメカニズムを浮き彫りにする。
目次
- 序章 怪談とは何か
- 第1章 子育て幽霊の気持ち―悲話「夜泣きお梅さん」
- 第2章 お岩さんと愉快な仲間たち―笑い話としての「四谷怪談」と「皿屋敷」
- 第3章 逆立ちする狐狸狢―猥談「下の口の歯」など
- 第4章 人を溶かす草の話―落語『そば清』
- 第5章 優しい幽霊たちのいる墓場―鄭清文の童話「紅亀粿」
- 第6章 スマホサイズ化される怪談―ネットロア「きさらぎ駅」
- 第7章 流行神はコロナのなかに―予言譚「アマビエ」
- 第8章 怪異は、解釈されたがる―実話怪談集『新耳袋』
「BOOKデータベース」 より