鏡のなかの自己 : ミラーテストと「自己認知」の歴史

書誌事項

鏡のなかの自己 : ミラーテストと「自己認知」の歴史

カーチャ・グンター著 ; 飯嶋貴子訳

青土社, 2023.7

タイトル別名

The mirror and the mind : a history of self-recognition in the human sciences

鏡のなかの自己 : ミラーテストと自己認知の歴史

タイトル読み

カガミ ノ ナカ ノ ジコ : ミラー テスト ト「ジコ ニンチ」ノ レキシ

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注記

原著の書誌的事項: Princeton University Press, 2022

内容説明・目次

内容説明

鏡像自己認知テストから鏡像段階、ミラーニューロンまで。18世紀後半以降、人間を人間たらしめるものは何かという疑問に答えるため、精神医学・発達心理学・サイバネティックス・文化人類学・神経科学を専門とする研究者たちは人間、動物、そしてロボットまでを鏡の前に立たせ、自己認識について探ろうとしてきた。それらの研究は人間の独自性を解明することができたのだろうか。知られざる自己認知の歴史を、気鋭の科学史家が描く。

目次

  • はじめに 逍遙しながらの実践
  • 第1部 自己同定(鏡に映る我が子―鏡像自己認知テストの出現;突然ではなく、だんだんと―児童心理学、ジェンダー、鏡のあいまいさ;踊るロボット―グレイ・ウォルターのサイネティックミラー;サルと鏡と私―ゴードン・ギャラップと自己認知の研究)
  • 第2部 誤認(実現しなかったミラーテスト―ラカン、自我、象徴的なもの;ニューギニアには鏡がない―エドマンド・カーペンターと「部族民」問題;身体イメージの疾患とあいまいな鏡;不完全な反射―ミラーニューロン、感情、そして認知)
  • おわりに 実験の失敗

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD02758177
  • ISBN
    • 9784791775651
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    380, xip, 図版 [4] p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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