開国前夜、日欧をつないだのは漢字だった : 東西交流と日本語との出会い

書誌事項

開国前夜、日欧をつないだのは漢字だった : 東西交流と日本語との出会い

小川誉子美著

ひつじ書房, 2023.6

タイトル別名

Kanji-mediated encounters : the linguistic bridge between Europe and Japan on the eve of its opening

開国前夜日欧をつないだのは漢字だった : 東西交流と日本語との出会い

タイトル読み

カイコク ゼンヤ、ニチオウ オ ツナイダノワ カンジ ダッタ : トウザイ コウリュウ ト ニホンゴ トノ デアイ

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注記

参考文献: p189-196

内容説明・目次

内容説明

ペリーは日本に開国を迫るとき、日本事情を中国語文献で予習した。吉田松陰は密航をくわだて、漢文で交渉した。中国語を通して世界にアクセスした、交流の歴史。

目次

  • 第1章 日欧の出会いと中国(ジパングの言語;日欧の出会い、鉄砲伝来の立役者は? ほか)
  • 第2章 在華宣教師が学んだ中国の言葉と中国文明(ヨーロッパに現れた中国;布教と中国語の学習 ほか)
  • 第3章 開国前夜の英・仏の中国語・日本語学習(イギリスのアジア戦略;フランスの日本語通訳者養成、日本への前哨地琉球で日本語を学ぶ)
  • 第4章 日米交渉と日本の近代学問(「黒船来航」の舞台裏;西洋人の工夫―漢訳聖書、華英字典、蘭和辞典の利用 ほか)
  • 第5章 西洋で誕生した中国語・日本語学者(コレージュ・ド・フランスに「中国及びタタール満州語と文芸講座」が開設される;日本学の始祖ロニー誕生 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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