歴史・戦史・現代史 : 実証主義に依拠して

書誌事項

歴史・戦史・現代史 : 実証主義に依拠して

大木毅 [著]

(角川新書, [K-425])

KADOKAWA, 2023.7

タイトル別名

歴史戦史現代史 : 実証主義に依拠して

タイトル読み

レキシ・センシ・ ゲンダイシ : ジッショウ シュギ ニ イキョ シテ

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注記

シリーズ番号はブックジャケットによる

初出一覧: p245-248

内容説明・目次

内容説明

戦争の時代に理性を保ち続けるために―。俗説が蔓延していた戦史・軍事史の分野において、最新研究をもとに歴史修正主義へ反証してきた著者が「史実」との向き合い方を問う。日本では報じられなかったウクライナ侵略戦争の「作戦」分析、『独ソ戦』で書ききれなかった挿話、「教訓戦史」への強い警鐘に歴史修正主義の否定、そして珠玉のブックガイドを収録した論考集。現代史との対話で見えてきたものとは。

目次

  • 第1章 「ウクライナ侵略戦争」考察(「軍事の常識」による推論とその限界―戦史・軍事史と用兵思想からウクライナ侵略を考える;ウクライナ侵略のゆくえを考える ほか)
  • 第2章 「独ソ戦」再考(日本と独ソ戦―執筆余滴;スターリングラード後のパウルス ほか)
  • 第3章 軍事史研究の現状(第二次世界大戦を左右したソ連要因;軍事アナロジーの危うさ ほか)
  • 第4章 歴史修正主義への反証(ゆがんだロンメル像に抗する;歴史家が立ち止まるところ ほか)
  • 第5章 碩学との出会い(山本五十六、その死の謎を問う―保阪正康『山本五十六の戦争』(毎日新聞出版、2018年)書評;紫電一閃 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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