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作家の仕事部屋

ジャン=ルイ・ド・ランビュール編 ; 岩崎力訳

(中公文庫, [ラ-3-1])

中央公論新社, 2023.7

タイトル別名

Comment travaillent les écrivains

タイトル読み

サッカ ノ シゴト ベヤ

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注記

単行本: 中央公論社 1979年刊

原著: Flammarion 1978年刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

好みの筆記具。能率的な部屋の間取り。作業のはかどる時間帯…忙しい日常の中で、本当に書きたいものを書くためには、そうした手段や環境を整えることも大事。でも、どうすれば?バルト、サガン、レヴィ=ストロースなど、二十五人の巨匠達がインタビューで具体的に明かす、自分だけの執筆スタイルを見つけるためのヒント。

目次

  • ロラン・バルト―筆記用具との、ほとんどマニヤックな関係
  • アルフォンス・ブダール―監獄や病院は不思議な現像液の役割を果す
  • エルヴェ・バザン―なにひとつ偶然にはまかせない
  • ミシェル・ビュトール―人格の二重化の企て
  • ジョゼ・カバニス―私は時間に賭ける、それは卓越した小説家だから
  • ギ・デ・カール―小説はラファイエット百貨店のようなものです
  • エレーヌ・シクスー―書いていない時の私は死んだも同然です
  • アンドレ・ドーテル―私は彷徨する…夢と街と言葉のなかを…
  • マックス・ガロ―書く楽しみのなかでもっとも本質的なもの、それは驚きです
  • ジュリアン・グラック―仕事は一日に二時間
  • マルセル・ジュアンドー―私は生きた録音機です
  • ジャック・ローラン―手で書く書物もあれば口述する作品もある
  • J・M・G・ル・クレジオ―私は夢を見ないために、苦しまないために書く
  • ミシェル・レリス―書物の一部は犬の散歩のあいだに出来あがる
  • クロード・レヴィ=ストロース―私のなかには画家と細工師がおり、たがいに仕事を引き継ぐ
  • フランソワーズ・マレ=ジョリス―人から聞いた話を利用する
  • J・P・マンシェット―あまり長いあいだ人を殺さずにいてはいけない
  • A・P・ド・マンディアルグ―筆が進むのはパリとヴェネツィアだけ
  • パトリック・モディアノ―嘘をつく術を習得すること
  • ロベール・パンジェ―もっとも難しいのは冒頭の一句です
  • クリスチアーヌ・ロシェフォール―部屋のなかのハプニング
  • フランソワーズ・サガン―書くこと、それは自分を忘れようとすることです
  • ナタリー・サロート―スナックの片隅のテーブル
  • フィリップ・ソレルス―回教僧の踊り
  • ミシェル・トゥルニエ―私は泥坊かささぎに似ている

「BOOKデータベース」 より

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