フーコーの〈哲学〉 : 真理の政治史へ
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フーコーの〈哲学〉 : 真理の政治史へ
岩波書店, 2023.7
- タイトル別名
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La «philosophie» de Michel Foucault : vers l'histoire politique de la vérité
フーコーの哲学
- タイトル読み
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フーコー ノ〈テツガク〉 : シンリ ノ セイジシ エ
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文献一覧: 巻末p1-11
内容説明・目次
内容説明
変貌し続けた思想家ミシェル・フーコー(一九二六‐八四)の膨大かつ多様な作品群。そこには一貫性などないようにも思える。しかし、自らのことを「哲学者ではない」と語ったフーコーの底には常に、真理をめぐる独自の“哲学”があった。言説の歴史、とりわけ哲学という言説が成立する瞬間を注視し続けながら、歴史、分析哲学、ギリシャ哲学、文学芸術など多彩な領域を縦横無尽に駆け巡るフーコーの思考をトレース、“真理ゲーム”の政治的な歴史記述としての“哲学”を描き出す。最新の研究成果を踏まえた到達点。
目次
- 第1部 言語(“知の考古学”;ソフィストとパレーシアスト―古代の真理ゲーム)
- 第2部 存在(フィクション、真理、主体;歴史の分割と「存在関数」)
- 第3部 真理‐政治‐歴史(一九七〇年代の「転換」)
「BOOKデータベース」 より