シン・男がつらいよ : 右肩下がりの時代の男性受難

書誌事項

シン・男がつらいよ : 右肩下がりの時代の男性受難

奥田祥子著

(朝日新書, 916)

朝日新聞出版, 2023.7

タイトル別名

シン男がつらいよ

タイトル読み

シン・オトコ ガ ツライヨ : ミギカタサガリ ノ ジダイ ノ ダンセイ ジュナン

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注記

参考文献: p232-233

内容説明・目次

内容説明

男たちは支配「している」のではなく、支配「されている」―。「男らしさ」を求められる就活にはじまり、家庭では妻子を養いながらも軽んじられ、職場では同僚からも蔑視される。就活から定年後まで続く抑圧が、終わる日は来るのだろうか?1500人以上の男性の本音を引き出してきた筆者が、「男」の呪いにがんじがらめになる彼らの姿を描く、衝撃のルポルタージュ。本書に登場するのは、あなた自身であるかもしれない―。

目次

  • 第1章 女性に虐げられる男たち(「女性優遇」が招く男性差別;「活躍」妻の不貞を知らぬフリ;「専業主婦」妻のDV;「女性は被害者」が男を追い詰める)
  • 第2章 男性に蔑まれる男たち(定年後雇用で「奈落の底」;同期に“刺された”フラリーマン;“育メン戦士”の罠;「男」の価値観に翻弄される氷河期世代;“敗者”男性が多数派の時代)
  • 第3章 母親に操られる男たち(“無償の愛”という名の支配;「マザコン」中年の末路;母の亡霊と生きる;母親に依存する男性の苦悩)
  • 第4章 「親」の代償を払わされる男たち(「就活セクシズム」の衝撃;上司の「常識」は社会の「非常識」;「男は仕事、女は家庭」両親は反面教師のはずが…;若年層を蝕む古い価値観)
  • 第5章 誰も支配されない社会に向けて(「男らしさ」の呪い;幸福度の低い日本の男たち;男性間の支配構造;なぜ母親に回帰するのか;世代を超えた負の連鎖;生きづらさが職場に与える悪影響;「男」の呪いを解くには;男性のためのジェンダー平等政策)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD0314157X
  • ISBN
    • 9784022952202
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    233p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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