書誌事項

カビンくんとドンマちゃん : 感覚過敏と感覚鈍麻の感じ方

加藤路瑛著 ; 中村至宏絵

ワニブックス, 2023.8

タイトル読み

カビンクン ト ドンマチャン : カンカク カビン ト カンカク ドンマ ノ カンジカタ

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注記

監修: 黒川駿哉

奥付に参考書籍あり

内容説明・目次

内容説明

暑い寒いを感じにくい、ケガが多い、光がまぶしい、服が痛い―その違和感には理由がある!―“感覚の困りごと”をストーリーで追体験!現役高校生の実体験が原案。

目次

  • 1章 カビンくんとドンマちゃん(僕は、制服が痛い。まるでサンドペーパーでできたブレザーだ。;僕は、給食が食べられない。これは「好き、嫌い」「おいしい、まずい」の話じゃない。僕の全細胞が拒否をする。;寒いってどんな感じ?おなかが空いたって、どんな感じ?みんなは知らない。「感覚鈍麻」の話 ほか)
  • 2章 感覚の世界×困りごと(世界は刺激にあふれている。音は痛くて、光は目に刺さる。中でも歯科医院は、刺激のフルコンボだ。;痛いものを身につけるより、寒い方がはるかにマシ。凍えるような寒さの中で、コートが不快な僕に「そもそも寒くない」とドンマちゃんは笑ってくれた。;「我慢強いね、なんて褒めてもらうけど、本当は、痛いって感覚がよくわからないだけなんだよね」 ほか)
  • 3章 「人と同じでいたい自分」と「人と違っていい自分」(みんなの楽しいことに、水を差してしまう。みんなの顔を曇らせる。僕の存在が、みんなの迷惑になっている。そんな自己嫌悪の沼にハマってしまう日がある。;私服で登校。教科書はタブレットに。「みんな違って、みんないい」とは言うけれど、みんなの本音はどうなんだろう?;「できないより、できる方がいい」僕自身が一番、ずっとそう思っていた。「できても、できなくてもいい」そんなふうに自分の定義をゆるめたら、世界が少し変わって見えた。)
  • 巻末Q&A 感覚の世界の困りごと、どうしたらいい?加藤所長、教えて!

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03188234
  • ISBN
    • 9784847073281
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    191p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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