書誌事項

アメリカ文学と大統領 : 文学史と文化史

大串尚代, 佐藤光重, 常山菜穂子編著

南雲堂, 2023.7

タイトル別名

American presidents as men of letters : between rhetoric and politics : festschrift in honor of professor Takayuki Tatsumi

タイトル読み

アメリカ ブンガク ト ダイトウリョウ : ブンガクシ ト ブンカシ

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注記

監修: 巽孝之

前付けと本文は一連のページ付けになっているけれど、前付けの一部がローマ数字(p.i-xvii)で、p.18-30はページ付け無し、p31-537まではアラビア数字が振られている

関連年表: p519-530

参考文献: 各章末

収録内容

  • アメリカ文学と大統領
  • 巽孝之 著
  • 建国の父は夢を見る
  • 小泉由美子 著
  • 掘り起こされた秘密
  • 大串尚代 著
  • ジャパニーズ・トミーと立石斧次郎
  • 大和田俊之 著
  • ポーク政権と文学
  • 佐藤光重 著
  • 暴れん坊将軍から大統領へ
  • 冨塚亮平 著
  • 希望/絶望の土地としての日本
  • 田ノ口正悟 著
  • 海と国家
  • 竹野富美子 著
  • リンカーンは「南部人」
  • 白川恵子 著
  • 書き換えが作った英雄
  • 松井一馬 著
  • 終焉の終わり
  • 細野香里 著
  • 演劇を売る/売られる演劇
  • 常山菜穂子 著
  • 歴史と映画と晩餐会
  • 奥田暁代 著
  • カルヴィン・クーリッジ
  • 辻秀雄 著
  • 『ローズヴェルトの時代』と冷戦の修辞学
  • 山根亮一 著
  • 収容者が開拓者になるとき
  • 加藤有佳織 著
  • 旅するトルーマン
  • 濟藤葵 著
  • チェッカーズ・スピーチをもういちど
  • 波戸岡景太 著
  • ゴー・エレクトリック・ボブ・ディラン
  • 麻生享志 著
  • キャメロットを越えて
  • 有光道生 著
  • 喪失の時代における「普通のアメリカ人」の物語
  • 中垣恒太郎 著
  • アメリカのエレミアと女神の嘆き
  • 秋元孝文 著
  • ファースト・ジェントルマン、あるいは「黒い」元大統領の体験記
  • 深瀬有希子 著
  • ヒーローと悪漢の狭間で
  • 長澤唯史 著
  • 太平洋を越える大統領
  • 志賀俊介 著
  • フェイクの牢獄
  • 鈴木透 著

内容説明・目次

内容説明

歴代大統領とともにアメリカ文学史を駆け抜ける!大統領をも文学者とみなし、大統領の歴史と文学思想史のスリリングな共犯関係を追い続けることで全く新しいアメリカ文学史のかたちを切り拓く!

目次

  • アメリカ文学と大統領
  • 第1部 独立革命から膨張主義の時代へ(建国の父は夢を見る―ブラッケンリッジ『当世風騎士道』と大統領謁見の政治学;掘り起こされた秘密―チャイルドの『反逆者たち』における海とモンロー・ドクトリン ほか)
  • 第2部 分裂の危機から革新主義の時代へ(リンカーンは「南部人」―トマス・ディクソンによる「真実」の大統領物語;書き換えが作った英雄―金メッキ時代のグラント将軍 ほか)
  • 第3部 コスモポリタニズムから冷戦の時代へ(カルヴィン・クーリッジ―時空を統べるテクノロジーと一九二〇年代;『ローズヴェルトの時代』と冷戦の修辞学―シュレシンジャー、エマソン、フォークナー ほか)
  • 第4部 ポストモダンからポスト・トゥルースの時代へ(喪失の時代における「普通のアメリカ人」の物語―庶民的な大統領フォードとカーターの時代;アメリカのエレミアと女神の嘆き―ポール・オースター『リヴァイアサン』にみるレーガン時代とアメリカ例外主義のレトリック ほか)

「BOOKデータベース」 より

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