カロリング朝の達成
著者
書誌事項
カロリング朝の達成
(フランク史, 3)
名古屋大学出版会, 2023.8
- タイトル別名
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Accomplissement des Carolingiens
- タイトル読み
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カロリングチョウ ノ タッセイ
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注記
索引: 巻末p1-15
引用文献: 巻末p18-39
内容説明・目次
内容説明
一つの歴史が終わり、いくつもの歴史が始まる―。西洋史上の画期をなすピピンの即位とカールの皇帝戴冠。彼らの後裔による覇権争いの下、中世世界は本格的に姿を現す。「自由なる民」の興亡を描く初の通史の最終巻。本巻では、王権の動向を軸に、経済・軍事の変革やキリスト教規範の浸透、新勢力の台頭を世界史的視座から見届ける。
目次
- 第1部 新たな王朝の誕生と躍進(ピピン三世の国王即位;カロリング朝の確立と国王カール;カロリング朝の社会機構とカールの皇帝戴冠)
- 第2部 弛緩する王朝内部の統制力(ルートヴィヒ敬虔帝の危うさ;帝国分裂への序曲;兄弟支配体制の内破;解体過程の揺らぎ)
- 第3部 権力継承勢力の布置(錯綜する支配継承;領邦覇権の生成様式;支配門閥間の権力ゲームとその結末)
「BOOKデータベース」 より