昭和街場のはやり歌 : 戦後日本の希みと躓きと祈りと災いと

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昭和街場のはやり歌 : 戦後日本の希みと躓きと祈りと災いと

前田和男著

彩流社, 2023.8

  • [正]

Title Transcription

ショウワ マチバ ノ ハヤリウタ : センゴ ニホン ノ ノゾミ ト ツマズキ ト イノリ ト ワザワイ ト

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Note

朝日新聞社のウェブ版言論誌「Ronza(論座)」の長期連載「嗚呼!昭和歌謡遺産紀行 : あの時、あの場所、あの唄たち」(2019年10月-2023年3月)を改稿し、再構成したもの

Description and Table of Contents

Description

「はやり歌」から、明日の日本の姿が見えてくる…。歌とともに時代を共有した「団塊」といわれるベビーブーマー世代が、エピソードを交え描く歌謡社会文化論!

Table of Contents

  • 1 希求と喪失の章(GHQと炭坑節が戦後日本をつくった!?―「炭坑節」(歌・赤坂小梅ほか);地上の“鉄道員”と地底の炭坑夫への挽歌―「テネシーワルツ」(歌・江利チエミ) ほか)
  • 2 異議と蹉跌の章(六〇年安保闘士と越山会の女王の“異床同歌”とは―「アカシアの雨がやむとき」(歌・西田佐知子);「檻の中」生まれの唄は、なぜまんまとシャバへ出ることに成功したのか―「夢は夜ひらく」(歌・園まり)「圭子の夢は夜ひらく」(歌・藤圭子) ほか)
  • 3 祈念と失意の章(“昭和の歌姫”がうたい遺した鎮魂の反戦歌―「一本の鉛筆」(歌・美空ひばり);“分断のシンボル歌”が今もうたい継がれる不幸―「イムジン河」(歌・ザ・フォーク・クルセダーズ) ほか)
  • 4 災厄と予兆の章(「東京音頭」は四度死ぬ!?―「丸の内音頭」(歌・小唄勝太郎/三島一声);“歌謡遺産転がし”による「国民総踊り計画」はなぜ失敗したか―「東京五輪音頭」(歌・三波春夫)「東京五輪音頭2020」(歌・石川さゆり、加山雄三、竹原ピストル) ほか)

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