想起の空間 : 文化的記憶の形態と変遷

書誌事項

想起の空間 : 文化的記憶の形態と変遷

アライダ・アスマン著 ; 安川晴基訳

水声社, 2023.8

  • : 新装版

タイトル別名

Erinnerungsräume : Formen und Wandlungen des kulturellen Gedächtnisses

タイトル読み

ソウキ ノ クウカン : ブンカテキ キオク ノ ケイタイ ト ヘンセン

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注記

原著(C.H.Beck, 1999)第3版(2006年)の全訳

書誌ノート: p551-552

内容説明・目次

内容説明

ニーチェ、アルヴァックス、ノラらの研究、シェイクスピア、ワーズワース、プルースト、ヴォネガットらの文学作品、キーファー、ボルタンスキー、カバコフらの現代美術などを手がかりに、メモリー・スタディーズにおける第一人者が、古代からデジタル時代に至る想起の文化史を概観し、想起の空間の多彩なパノラマを提示する。

目次

  • 序論
  • 第1部 機能(“技”としての記憶と“力”としての記憶;記念の世俗化―メモリア、ファーマ、ヒストリア;シェイクスピアの史劇における思い出の戦い;ワーズワースと時の傷;記憶の箱;機能的記憶と蓄積的記憶―想起の二つの様態)
  • 第2部 メディア(想起のメタファー;文字;イメージ;身体;場所)
  • 第3部 蓄積装置(アーカイヴ;持続、腐朽、残存物―保存の問題と文化のエコロジー;忘却の休閑地における記憶のシミュレーション―現代の芸術家たちによるインスタレーション;苦難の宝としての記憶;アーカイヴのかなた)
  • 結び 文化的記憶の危機について

「BOOKデータベース」 より

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