朝、起きられない病 : 起立性調節障害と栄養の関係
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朝、起きられない病 : 起立性調節障害と栄養の関係
(光文社新書, 1275)
光文社, 2023.9
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朝起きられない病 : 起立性調節障害と栄養の関係
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アサ オキラレナイ ヤマイ : キリツセイ チョウセツ ショウガイ ト エイヨウ ノ カンケイ
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主要参考文献: p254-257
Description and Table of Contents
Description
「朝起きられない」「だるさや吐き気、頭痛で体が動かない」という主訴を持つ起立性調節障害。軽症例を含めた推定患者数は約百万人。中高生の1割を占め、悩んでいる親子は多い。午後になるにつれ元気になるため、「怠けている」などと言われることも。治療法も明確でなく、適切な対応がされないことで、不登校・引きこもりへの入り口にもなっている。小児科医・スポーツドクターである著者は、起立性調節障害を栄養の観点から治療することで、目覚ましい改善の実績を持つ。鉄などのミネラルとタンパク質が極端に不足しているケースがほとんどで、特にこれらの栄養が必要な二次性徴期に起立性調節障害を起こしやすい。本書では青年期までの発達に必要な栄養や運動との関係、周囲の働きかけについて、症例を交え解説する。
Table of Contents
- 第1章 「起立性調節障害」という病(「朝、起きられない」の意外な原因;起立性調節障害とはどんな病気か?;治療の現状)
- 第2章 「起立性調節障害」の栄養療法(一般的な治療で改善しない理由;なぜ栄養から考える必要があるのか;二次性徴期に質的栄養失調になるリスク ほか)
- 第3章 栄養療法で起立性調節障害が改善した症例(質的栄養失調から吐き気をもよおしていた小学生Aさん(11歳・女児);貧血がきっかけで起立性調節障害になったBさん(15歳・女子生徒);同じ食生活から、そろって「初潮をきっかけにキレる」ようになったCさん・Dさん姉妹(小学5年生+小学3年生・女児) ほか)
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