実力も運のうち : 能力主義は正義か?
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実力も運のうち : 能力主義は正義か?
(ハヤカワ文庫, 8989 . ハヤカワ文庫NF ; NF602)
早川書房, 2023.9
- タイトル別名
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The tyranny of merit : what's become of the common good?
- タイトル読み
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ジツリョク モ ウン ノ ウチ : ノウリョク シュギ ワ セイギ カ?
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注記
原著 (c2020) の翻訳
2021年刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
努力して高い能力を身につけた者が、社会的成功とその報酬を手にする。こうした「能力主義(メリトクラシー)」は一見、平等に思える。だが、本当にそうだろうか?ハーバード大学の学生の3分の2は、所得分布で上位5分の1にあたる家庭の出身だ―。「やればできる」という言葉に覆い隠される深刻な格差を明るみに出し、現代における「正義」と「人間の尊厳」を根本から問う、サンデル教授の新たなる主著。
目次
- プロローグ
- 序論―入学すること
- 第1章 勝者と敗者
- 第2章 「偉大なのは善だから」―能力の道徳の簡単な歴史
- 第3章 出世のレトリック
- 第4章 学歴偏重主義―容認されている最後の偏見
- 第5章 成功の倫理学
- 第6章 選別装置
- 第7章 労働を承認する
- 結論―能力と共通善
「BOOKデータベース」 より