実力も運のうち : 能力主義は正義か?

書誌事項

実力も運のうち : 能力主義は正義か?

マイケル・サンデル著 ; 鬼澤忍訳

(ハヤカワ文庫, 8989 . ハヤカワ文庫NF ; NF602)

早川書房, 2023.9

タイトル別名

The tyranny of merit : what's become of the common good?

タイトル読み

ジツリョク モ ウン ノ ウチ : ノウリョク シュギ ワ セイギ カ?

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注記

原著 (c2020) の翻訳

2021年刊の文庫化

内容説明・目次

内容説明

努力して高い能力を身につけた者が、社会的成功とその報酬を手にする。こうした「能力主義(メリトクラシー)」は一見、平等に思える。だが、本当にそうだろうか?ハーバード大学の学生の3分の2は、所得分布で上位5分の1にあたる家庭の出身だ―。「やればできる」という言葉に覆い隠される深刻な格差を明るみに出し、現代における「正義」と「人間の尊厳」を根本から問う、サンデル教授の新たなる主著。

目次

  • プロローグ
  • 序論―入学すること
  • 第1章 勝者と敗者
  • 第2章 「偉大なのは善だから」―能力の道徳の簡単な歴史
  • 第3章 出世のレトリック
  • 第4章 学歴偏重主義―容認されている最後の偏見
  • 第5章 成功の倫理学
  • 第6章 選別装置
  • 第7章 労働を承認する
  • 結論―能力と共通善

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03770076
  • ISBN
    • 9784150506025
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    478p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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