昭和天皇の戦争 : 「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと

書誌事項

昭和天皇の戦争 : 「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと

山田朗著

(岩波現代文庫, 学術 ; 469)

岩波書店, 2023.9

増補

タイトル別名

増補昭和天皇の戦争 : 「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと

昭和天皇の戦争 : 昭和天皇実録に残されたこと消されたこと

タイトル読み

ショウワ テンノウ ノ センソウ : 「ショウワ テンノウ ジツロク」ニ ノコサレタ コト・ケサレタ コト

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注記

2017年1月に岩波書店より刊行されたものに補章を加えたもの

参考文献一覧: p353-363

内容説明・目次

内容説明

軍部の独断専行に心を痛めつつ、最後は「聖断」によって日本を破滅の淵からすくった平和主義者―多くの人が昭和天皇に対して抱くイメージははたして真実だろうか。昭和天皇研究の第一人者が従来の知見と照らし合わせながら「昭和天皇実録」を読み解き、「大元帥」としてアジア太平洋戦争を指導・推進した天皇の実像を明らかにする。『昭和天皇拝謁記』や『百武三郎日記』などの新資料もあわせ検証した補章を付す。

目次

  • 第1部 大元帥としての天皇―軍事から見た「昭和天皇実録」の特徴(国務と統帥の統合者としての昭和天皇;軍事と政治・儀式のはざま)
  • 第2部 昭和天皇の戦争―即位から敗戦まで(軍部独走への批判から容認へ―満洲事変期(一九二六〜三六年);戦争指導・作戦指導の確立―日中戦争期(一九三七〜四〇年);アジアとの戦争/欧米との戦争―南進と開戦(一九四〇〜四二年);悪化する戦況と「国体護持」―戦争指導と敗戦(一九四二〜四五年))
  • 補章 公開新資料から見た昭和天皇の戦争

「BOOKデータベース」 より

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