疎外感の精神病理
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疎外感の精神病理
(集英社新書, 1182E)
集英社, 2023.9
- タイトル読み
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ソガイカン ノ セイシン ビョウリ
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内容説明・目次
内容説明
世界を襲ったコロナ禍により、さまざまな形で私たちの心のありようは変わったと言える。他人と接触することがはばかられた時間を経て、他人との交流が増えたいま、人とうまくつながれず表面的な関わりしか持てなくなってしまった人や「みんなと同じ」からはずれる恐怖を感じる人は実に多い。これは若い人だけの問題ではなく中高年でも多く見られる現象でもある。本書では日本人を蝕む「疎外感」という病理を心理学的、精神医学的に考察。どう対応すれば心の健康につながるのかを提案する。
目次
- 第1章 日本人を蝕む「疎外感」という病理
- 第2章 コロナ禍と疎外感
- 第3章 疎外感恐怖の現象学
- 第4章 引きこもりという病理
- 第5章 超高齢社会と疎外感
- 第6章 トラウマと疎外感
- 第7章 依存症と疎外感
- 第8章 学校の疎外感と疎外感恐怖
- 第9章 多数派の絶対正義と疎外感―『嫌われる勇気』再考
- 第10章 疎外感とカルト型宗教
- 第11章 シゾフレ人間と疎外感
- 第12章 疎外感に精神医学は何ができるか
「BOOKデータベース」 より