建築家による「日本」のディテール : モダニズムによる伝統構法の解釈と再現

書誌事項

建築家による「日本」のディテール : モダニズムによる伝統構法の解釈と再現

青柳憲昌著

彰国社, 2023.9

タイトル別名

Japanese architects' details : the poetics of traditional construction reinterpreted by architectural modernism in 1950's

建築家による日本のディテール : モダニズムによる伝統構法の解釈と再現

タイトル読み

ケンチクカ ニヨル「ニホン」ノ ディテール : モダニズム ニヨル デントウ コウホウ ノ カイシャク ト サイゲン

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注記

『ディテール』218-230号に連載した「ディテールにみる戦後建築の伝統表現」(全十回) をもとに、その原稿に加筆・編集を加えつつ、本書の半分以上となった書き下ろしの原稿とあわせて1冊の書物にまとめたもの

文献: p142

内容説明・目次

内容説明

12人の建築家による構法の詩学。

目次

  • 序論 いまなぜ「日本」のディテールなのか―近代日本の建築家たちによる構法の詩学
  • 1 「近代」の日本化―近代テクノロジーの地域化(建築の「レガシー」とは何か;RC造にふさわしい「伝統」とは何か;テクニカル・アプローチを経由した「伝統」との邂逅;工業化の先にある「日本」の肌触り;伝統木造を「進化」させる―メタボリズムから「自在づくり」へ;プリミティヴィズムが表出する「日本」の根源;構法的折衷による「空間の骨格」のディテール)
  • 2 「日本」の近代化―伝統構法の批判的合理化(戦後の「新興数寄屋」;復元主義者による現代数寄屋;「線」を減らして空間を抽象化する;新建材とディテールによる「レーモンド・スタイル」の成立;民家のディテールを再編成する;篠原一男の「第1の様式」―象徴空間が湛える日本の「清感」;鉄骨住宅の反省から伝統構法の批判的合理化へ)
  • 終章 「伝統」と「近代」の架け橋―一九五〇年代のディテールの現代性

「BOOKデータベース」 より

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