桜木紫乃の肖像 : 北海共和国とクシロの人びと
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書誌事項
桜木紫乃の肖像 : 北海共和国とクシロの人びと
作品社, 2023.9
- タイトル別名
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A portrait of Sakuragi Shino : The North Country and the people of Kushiro
- タイトル読み
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サクラギ シノ ノ ショウゾウ : ホッカイ キョウワコク ト クシロ ノ ヒトビト
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注記
参考資料: p222-224
内容説明・目次
内容説明
釧路出身の直木賞作家桜木紫乃の文学の特性とは何か?英国のジェイムズ・ジョイス文学と読み比べつつ、クシロ(釧路)を舞台にした「北海道文学」のアイデンティティーをも同時に模索し、熱烈なファンを持つその作品の核心に迫る。
目次
- 序章 クシロの人びと―クシロとダブリン(地政学的な類似;飛翔への夢―ダブリンの人びと、クシロの人びと)
- 第1章 桜木紫乃とクシロの春夏秋冬(橋(春);霧(夏);崖(秋);湿原(冬))
- 第2章 北海道とクシロの人びと(砂感覚(自我の凝縮)―『砂上』;星感覚(自己存在の昇華)―『星々たち』;蓋感覚(封印と決壊)―「水の棺」「絹日和」;旅感覚(漂泊の魂)―『ラブレス』;羽感覚(飛翔への願望)―初期詩作、「風の女」『裸の華』)
- 終章 アイルランド文学、北海道文学、クシロ文学(アイルランドと北海道、ダブリンとクシロ;荒蕪地体験、飛翔と昇華)
「BOOKデータベース」 より