断絶
著者
書誌事項
断絶
(叢書・ウニベルシタス, 1159)
法政大学出版局, 2023.9
- タイトル別名
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Rupture(s)
- タイトル読み
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ダンゼツ
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注記
原著 (Éditions de l'Observatoire/Humensis, 2019) の全訳
参考文献: 巻末p1-4
内容説明・目次
内容説明
恋愛とその破局、愛する人の不在、家族との訣別、出産と生誕、怪我による身体変容、アルツハイマー病による人格変容…。存在の脆弱さ、壊れやすさに対する繊細な配慮が、常識的な期待や希望の言説に抗して、いかに人間存在が脆く、容易に破局から回復しえないのかを見極める。それでもなお、挫折を「肯定する」のでもなく、別離から「立ち直る」のでもなく、私たちはいかにして生き延びることができるか。
目次
- 序章 人生はいくつもの別れでできている
- 第1章 自分自身に、そして他者に忠実であり続けることの不可能性
- 第2章 愛する人との別れ
- 第3章 自分自身になる
- 第4章 散逸の喜び
- 第5章 事故に遭った人
- 第6章 誕生と別れ
- 第7章 家族と別れる
- 第8章 消失
- 第9章 断絶の性
- 第10章 夜を渡る
- 第11章 契約の破綻
「BOOKデータベース」 より