フェミニスト紫式部の生活と意見 : 現代用語で読み解く「源氏物語」

書誌事項

フェミニスト紫式部の生活と意見 : 現代用語で読み解く「源氏物語」

奥山景布子著

集英社, 2023.9

タイトル別名

フェミニスト紫式部の生活と意見 : 現代用語で読み解く源氏物語

タイトル読み

フェミニスト ムラサキシキブ ノ セイカツ ト イケン : ゲンダイ ヨウゴ デ ヨミトク「ゲンジ モノガタリ」

大学図書館所蔵 件 / 50

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p284-285

内容説明・目次

内容説明

千年の時を超えて届く女たちへの「連帯」のメッセージ!!読む者を「救済」し「再生」へ―「源氏物語」の新解釈。

目次

  • はじめに 「サブカル」、そして「ジェンダー」「フェミニズム」―紫式部の追究した「人間の真実」
  • 第1講 「ホモソーシャル」な雨夜の品定め―平安の「ミソジニー」空間
  • 第2講 「ウィメンズ・スタディズ(女性学)」を古典で―「女の主観」で探る夕顔の本心
  • 第3講 ほかの生き方が許されない「玉の輿」の不幸―「シンデレラ・コンプレックス」からの解放
  • 第4講 「サーガ」としての「源氏物語」―光源氏に課せられた「宿命」と「ルール」
  • 第5講 「境界上」にいる、破格な姫君・朧月夜―「マージナル・レディ」の生き方
  • 第6講 宮家の姫の「おひとりさま」問題―桃園邸は平安の「シスターフッド」?
  • 第7講 「教ふ」男の「マンスプレイニング」―紫の上の孤独な「終活」
  • 第8講 「都合の良い女」の自尊心―花散里と「ルッキズム」
  • 第9講 平安の「ステップファミリー」―苦悩する母たちと娘の「婚活」
  • 第10講 宇治十帖の世界と「男たちの絆」―「欲望の三角形」が発動する時
  • 第11講 薫の「ピグマリオン・コンプレックス」―女を「人形」扱いする男
  • 第12講 「自傷」から「再生」へ―浮舟と「ナラティブ・セラピー」
  • おわりに―古典を現代に

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ