純粋理性批判 : カント : 答えの出ない問いはどのように問われるべきか?

書誌事項

純粋理性批判 : カント : 答えの出ない問いはどのように問われるべきか?

西研著

(NHK「100分de名著」ブックス)

NHK出版, 2023.8

タイトル別名

Kritik der reinen Vernunft : Immanuel Kant

カント純粋理性批判 : 答えの出ない問いはどのように問われるべきか?

タイトル読み

ジュンスイ リセイ ヒハン : カント : コタエ ノ デナイ トイ ワ ドノヨウニ トワレル ベキカ

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注記

読書案内: p[182]-186

内容説明・目次

内容説明

神の存在や世界の始まりを問うてきた西洋哲学の伝統をことごとく破壊し、新たな形で再生させてみせた史上最大の古典。私たち人間は何を認識し得るのか?ア・プリオリとは何か?西洋哲学の最重要古典をこのうえなく平易に解説する、入門書の決定版。カントの徹底した思索を通じて、AIやビッグデータ全盛の時代に「考える」ことの意味を探求する。

目次

  • 第1章 近代哲学の二大難問(十年の沈黙を破って出版された大著;カントが生きた近代ヨーロッパ;近代哲学が直面した二大難問;主観と客観は一致できるか;カントを震撼させたヒュームの警告;カントは何を批判したのか;主観の共通規格は存在する;感性と悟性の働き;コペルニクス的転回)
  • 第2章 科学の知は、なぜ共有できるのか(悟性がもつ働き;経験概念と純粋概念 ほか)
  • 第3章 宇宙は無限か、有限か(「究極真理」の探究に終止符を打つ;理性はときに暴走する ほか)
  • 第4章 自由と道徳を基礎づける(それでも人間に自由はある?;道徳が自由をつくる ほか)
  • ブックス特別章 なぜ認識論は必要なのか?(自分にフィットする哲学・思想を人は選ぶ;知識の共有はいかに可能か ほか)

「BOOKデータベース」 より

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