書誌事項

本の背骨が最後に残る

斜線堂有紀著

光文社, 2023.9

タイトル別名

The spine of The book is the last one left

タイトル読み

ホン ノ セボネ ガ サイゴ ニ ノコル

並立書誌 全1

大学図書館所蔵 件 / 31

この図書・雑誌をさがす

注記

初出: 2020年12月~2023年5月 光文社文庫 異形コレクション 50~55

収録内容

  • 本の背骨が最後に残る
  • 死して屍知る者無し
  • ドッペルイェーガー
  • 痛妃婚姻譚
  • 金魚姫の物語
  • デウス・エクス・セラピー
  • 本は背骨が最初に形成る

内容説明・目次

内容説明

本を焼くのが最上の娯楽であるように、人を焼くことも至上の愉悦であった。その国では、物語を語る者が「本」と呼ばれる。一冊につき、一つの物語。ところが稀に同じ本に異同が生じる。そこで開かれるのが市井の人々の娯楽、「版重ね」だった。どちらかの「誤植」を見つけるために各々の正当性をぶつけ合う本と本。互いに目を血走らせるほど必死なのはなぜか。誤植と断じられた者は「焚書」、すなわち業火に焼べられ骨しか残らないからである。(表題作) 他「痛妃婚姻譚」「金魚姫の物語」「本は背骨が最初に形成る」など7編収録。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04226678
  • ISBN
    • 9784334100513
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    276p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
ページトップへ