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日本精神史

長谷川宏 [著]

(講談社学術文庫, [2785])

講談社, 2023.10

タイトル読み

ニホン セイシンシ

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注記

原本: 講談社2015年9月刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

三内丸山遺跡に立つ一五メートルの六本柱から、思索の旅路は始まる。土器、銅鐸、仏像、物語、建築、絵巻、庭園など、あらゆる文化領域を渉猟し、精神の連続と変化を丹念に読み解く。縄文時代から江戸末期まで、美術・思想・文学に現れた精神のありさまを一望のもとにとらえた畢生の大作!上巻は縄文時代から鎌倉新仏教の誕生までを流麗な文体で描く。

目次

  • 三内丸山遺跡―巨大さに向かう共同意識
  • 火炎土器と土偶―土にこめられた美と祈り
  • 銅鐸―弥生人の共同性
  • 古墳―国王の威信
  • 仏教の受容―霊信仰と仏像崇拝
  • 『古事記』―その文学性と思想性
  • 写経―漢字を尊ぶ
  • 『万葉集』―多様な主題、多様な表現
  • 阿修羅像と鑑真和上像―天平彫刻二体
  • 最澄と空海と『日本霊異記』―求道と霊験
  • 『古今和歌集』と『伊勢物語』―王朝の雅び
  • 浄土思想の形成―仏を念じて極楽に往生する
  • 『枕草子』と『源氏物語』―平安朝文学の表現意識
  • 『今昔物語集』と絵巻物―庶民の世界へのまなざし
  • 東大寺の焼亡と再建―乱世を生きぬく行動力
  • 仏師・運慶―その新しい造形意識
  • 法然と親鸞―万人救済の論理
  • 『正方眼蔵』―存在の輝き

「BOOKデータベース」 より

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