内観療法で「母」を想起することの治療的意味 : 心理臨床的体験の再検討 The therapeutic meaning of remembering the “Mother"in Naikan Therapy : a reexamination of psychoclinical experience

著者

    • 橋本, 俊之 ハシモト, トシユキ

書誌事項

内観療法で「母」を想起することの治療的意味 : 心理臨床的体験の再検討

橋本俊之著 = The therapeutic meaning of remembering the “Mother"in Naikan Therapy : a reexamination of psychoclinical experience

(箱庭療法学モノグラフ, 第22巻)

創元社, 2023.10

タイトル別名

内観療法における「母」のメカニズムの再検討

内観療法で母を想起することの治療的意味 : 心理臨床的体験の再検討

タイトル読み

ナイカン リョウホウ デ ハハ オ ソウキ スル コト ノ チリョウテキ イミ : シンリ リンショウテキ タイケン ノ サイケントウ

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注記

学位論文「内観療法における「母」のメカニズムの再検討」(京都文教大学, 2022年)に大幅な加筆修正を加えたもの

引用文献: p231-235

人名索引: p236

事項索引: p237-238

内容説明・目次

目次

  • 序章 本書の特徴と構成
  • 第1章 問題と目的―内観療法の何をどのように研究するのか
  • 第2章 事例研究(1) 摂食障害の20代後半女盾Aの集中内観の事例1―内観療法の臨床事例では「母」がどのように体験されるのか
  • 第3章 文献研究 『観無量寿経』による内観療法の「母」の理論的考察―仏教的背景から内観療法の「母」がどのように捉えられるのか
  • 第4章 調査研究(1) 大学生による内観3項目の主観的体験の考察―内観3項目による「母」を主観的体験から検討する
  • 第5章 調査研究(2) 内観3項目で「母」がどのように体験されるのか1―「してもらったこと」と「してもらいたかったこと」のバランスシート
  • 第6章 調査研究(3) 内観3項目で「母」がどのように体験されるのか2―「してもらったこと」と「して返したこと」が伴奏する
  • 第7章 調査研究(4) 内観3項目で「母」がどのように体験されるのか3―罪悪感が質的に転換して素直な気持ちになる
  • 第8章 事例研究(2) 20代後半男性Bの日常内観をフォローアップしたカウンセリング形式の事例2―集中内観ではない内観療法で「母」がどのように体験されるのか
  • 第9章 比較研究 内観者と面接者の関係性による「場」の観点からの考察―内観療法の事例1と事例2の比較検討を通して
  • 第10章 総合考察
  • 付章 内観療法の事例における罪悪感と無常観の一考察―『モモ』の「灰色の男たち」と「時間の花」の観点から

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04387859
  • ISBN
    • 9784422118161
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    ix, 244p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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