社会の中の治療者 : 対人援助の専門性は誰のためにあるのか
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社会の中の治療者 : 対人援助の専門性は誰のためにあるのか
岩崎学術出版社, 2023.10
- タイトル読み
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シャカイ ノ ナカ ノ チリョウシャ : タイジン エンジョ ノ センモンセイ ワ ダレ ノ タメ ニ アル ノカ
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注記
文献: p237-247
内容説明・目次
内容説明
このコミュニティは、その思想や価値体系を再生産し続けるプロセスにおいて、私が患者のために働くことを喜んでくれているのだろうか。私は誰の言葉で、誰のために仕事をしているのだろうか。私は、この仕事を通して、何を生み出そうとしているのだろうか。
目次
- 治療者になろうとすること
- 第1部 治療者の訓練と文化の問題(訓練分析と文化の問題;スーパーヴィジョンと文化の問題;理論と概念の使用の問題―エナクトメントを例に;コミュニティの問題)
- 第2部 専門家への問いかけ(治療者は患者を治せるのか;治療者に患者の心がわかるのか;インフォームド・コンセントは達成可能か;治療者はどのように精神分析的心理療法をデザインできるのか)
- 第3部 世界と時代、足元の臨床(双子体験と分身体験、そして当事者性;ナルシシズムについて;偶然性/必然性と驚き、トラウマ;この時代に生きること―治療者の脆弱性)
- 足元の臨床と世界で語ること―講演記録
「BOOKデータベース」 より