村上春樹の現在地 : 『街とその不確かな壁』まで

書誌事項

村上春樹の現在地 : 『街とその不確かな壁』まで

吉田春生著

彩流社, 2023.11

タイトル別名

村上春樹の現在地 : 街とその不確かな壁まで

タイトル読み

ムラカミ ハルキ ノ ゲンザイチ : マチ ト ソノ フタシカナ カベ マデ

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注記

参考文献: p253-258

内容説明・目次

内容説明

引き裂かれた村上春樹―文学とダークファンタジー。『ノルウェイの森』などで青春小説の頂点に達した村上は、その後、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』などの怪奇な場面を描くダークファンタジーの世界へと傾斜していった。新作『街とその不確かな壁』は村上ワールドに変化の兆しが見られる。これから彼は何処へ向かうのか!

目次

  • 川本三郎の書評を読む
  • 第1部 文学としての村上春樹(剽窃とスポンテニアス―村上春樹の方法;幻視から幻想世界へ―転換点としての『ダンス・ダンス・ダンス』、そして『ねじまき鳥クロニクル』へ;『ノルウェイの森』の系譜―源流としての『街と、その不確かな壁』から『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』まで)
  • 第2部 エンターテインメントとしての村上春樹(ダークファンタジーとしての『ねじまき鳥クロニクル』;『海辺のカフカ』について)
  • 結局、村上春樹とはどのような作家なのか
  • 補論 『街とその不確かな壁』が明らかにしたこと

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04560079
  • ISBN
    • 9784779129391
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    258p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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