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日本海軍と近代社会

兒玉州平, 手嶋泰伸編

吉川弘文館, 2023.11

タイトル読み

ニホン カイグン ト キンダイ シャカイ

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注記

「財部彪日記研究会」による共同研究の成果

2022年に出版助成を得たもの

内容説明・目次

内容説明

日本海軍は近代社会にどのような影響を与え、その社会からいかなる影響を受けたのか。海軍と社会との双方向的な影響関係を分析する。海軍大臣などを歴任した財部彪の日記を読み込んできた、軍事史に限らない多様な専門領域を持つ研究者が結集。国際関係・政治・軍事・経済など多面的な視点から、巨大組織である海軍が存在した時代を解き明かす。

目次

  • 序章 海軍史研究の現状と本書の目的
  • 第1部 海軍を取り巻く社会の変化(シーメンス事件はなぜ「シーメンス事件」と呼ばれるのか;何がワシントン会議の「限界」をもたらしたのか―国際政治の意図されざる結果;一九二〇年代以降における海軍艦艇建造計画と造船会社―海軍軍縮条約体制下における艦艇建造;ロンドン軍縮と浜口雄幸内閣―海軍補充・減税問題をめぐって;なぜ海軍はIG法導入をためらったのか―両大戦間期の石炭直接液化技術と海軍)
  • 第2部 社会に及ぶ海軍の影響(辛亥革命期の日本海軍と南進―華中・華南を中心に;ロンドン海軍軍縮会議と国内宣伝戦;一九三〇年「神戸沖」観艦式と地域;ロンドン海軍軍縮問題と財部彪)
  • 終章 総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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