呪医とPTSDと幻覚キノコの医療人類学 : マヤの伝統医療とトラウマケア

書誌事項

呪医とPTSDと幻覚キノコの医療人類学 : マヤの伝統医療とトラウマケア

宮西照夫著

(遠見こころライブラリー)

遠見書房, 2023.11

タイトル別名

呪医とPTSDと幻覚キノコの医療人類学 : マヤの伝統医療とトラウマケア

タイトル読み

ジュイ ト PTSD ト ゲンカク キノコ ノ イリョウ ジンルイガク : マヤ ノ デントウ イリョウ ト トラウマ ケア

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注記

文献: p235-238

内容説明・目次

内容説明

本書は、若くしてマヤ文明に魅せられた医療人類学者・精神科医である著者が、50年の間に約50回メキシコやグアテマラを訪れ、マヤ人の文化や社会、呪医による伝統医療や儀式をつぶさに観察し体験した記憶をまとめたものである。伝説的シャーマンであるマリア・サビナの教え、伝統的な呪医による病いやPTSDの治療、子どもたちの幻覚キノコの集会―そこには、文化や風土に根差したケアの知恵が息づいていた。さらには内戦被害者の支援、数々の古代マヤ遺跡の探索、宗教の起源をもとめる調査と、現地のアミーゴを巻き込んだ著者のさまざまな活動が生き生きと語られる。マヤの地における呪医とキノコとトラウマケアをめぐるフィールドワークの集大成、著者渾身の一書。

目次

  • 第1章 マリア・サビナと旅に出る
  • 第2章 統合失調症の治療―犠牲者と共に呪いと闘う呪医
  • 第3章 子どもたちのキノコの集会
  • 第4章 マヤの地で見た夢
  • 第5章 悪夢
  • 第6章 あの世への入り口で
  • 第7章 古代マヤの祈りのかたち―宗教の起源をもとめて

「BOOKデータベース」 より

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