モニュメント原論 : 思想的課題としての彫刻

書誌事項

モニュメント原論 : 思想的課題としての彫刻

小田原のどか著

青土社, 2023.11

タイトル読み

モニュメント ゲンロン : シソウテキ カダイ トシテノ チョウコク

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注記

2017年から2022年までに発表された文章の集成

内容説明・目次

内容説明

破壊される瞬間に、彫刻はもっとも光り輝く―。彫刻を「思想的課題」と自らに任じ、日本近現代の政治・歴史・教育・芸術そしてジェンダーを再審に付す。問い質されるは、社会の「共同想起」としての彫像。公共空間に立つ為政者の彫像が、なぜ革命・政変時に民衆の手で引き倒される無残な運命に出遭うのか―。画期的かつ根源的な思索の書。

目次

  • 1部 彫刻をめぐって(彫刻という名前;われ記念碑を建立せり―「水俣メモリアル」を再考する;彫刻の問題―加藤典洋、吉本隆明、高村光太郎からの回路をひらく ほか)
  • 2部 固有の場所から(爆心地の矢印「長崎」―矢形標柱はなにを示したか;この国の彫刻のために「長崎」;彫刻を見よ「東京」―公共空間の女性裸体像をめぐって ほか)
  • 3部 時代との共鳴(ウェブ版「美術手帖」ファイル;「東京新聞」ファイル;ぐるぐるキョロキョロ展覧会記―『芸術新潮』ファイル)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04616570
  • ISBN
    • 9784791774555
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    613p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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