語り継ぐ経験の居場所 : 排除と構築のオラリティ
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語り継ぐ経験の居場所 : 排除と構築のオラリティ
新曜社, 2023.11
- タイトル読み
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カタリツグ ケイケン ノ イバショ : ハイジョ ト コウチク ノ オラリティ
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注記
その他の執筆者: 松村正治, 青木聡子, 渡邊登, 高﨑優子, 高橋若菜, 丹野清人, 小松恵, 廣本由香, 好井裕明, 飯嶋秀治, 宮内泰介
執筆者「高崎」, 「高橋」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え, 「高崎」の「崎」は「たつさき」の置き換え
参考文献: 各章末
収録内容
- オラリティの居場所 : 語り難い経験をめぐって / 関礼子 [執筆]
- 公害被害者の語りが生む連帯と分断 : カネミ油症事件の事例から / 松村正治 [執筆]
- 上手な運動の終い方? : オラリティと承認の多元性 / 青木聡子 [執筆]
- ある「市民主体」の活動におけるオラリティ / 渡邊登 [執筆]
- 歴史というコモンズを掘る : 劉連仁事件と地域史をつくる人々 / 関礼子 [執筆]
- アイヌ、和人、ポジショナリティ : 痛みの応答に向けての試論 / 高﨑優子 [執筆]
- 原発事故からの記憶 : 当時の子どもたちは何を語り出したか? / 高橋若菜 [執筆]
- 顔の見える「外国につながる住民」支援へ / 丹野清人 [執筆]
- ハルモニたちの作文と日常のオラリティ / 小松恵 [執筆]
- 現場で交錯する実感と歴史との「連累」 : なぜ大久野島を語り継ぐのか / 廣本由香 [執筆]
- 制度化されたオラリティと“未開拓のオラリティ"の可能性 / 好井裕明 [執筆]
- もうひとつの世界 : 交わりに向かって / 飯嶋秀治 [執筆]
- 日記のオラリティと継承 / 宮内泰介 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
語り難い、苦痛を呼び起こす記憶。なぜ語るのか。誰が、何のために、誰に向かって語るのか。語りと沈黙の間で揺れるオラリティ。語りから排除されるもの、語りを継承する困難、語り手と聞き手を隔てる深い溝。制度化され、硬直化し、当事者に背を向け始めるオラリティを当事者の世界に引き戻し、「今、ここ」を超えて経験と記憶の居場所を探る。
目次
- 序 オラリティの居場所―語り難い経験をめぐって
- 闘うオラリティ 1章 公害被害者の語りが生む連帯と分断―カネミ油症事件の事例から
- 承認のオラリティ 2章 上手な運動の終い方?―オラリティと承認の多元性
- 時間をつなぐオラリティ 3章 歴史というコモンズを掘る―劉連仁事件と地域史をつくる人々
- 差別のオラリティ 4章 アイヌ、和人、ポジショナリティ―痛みの応答に向けての試論
- 分析方法としてのオラリティ 5章 顔の見える「外国につながる住民」支援へ
- 空間を読み解くオラリティ 6章 現場で交錯する実感と歴史との「連累」―なぜ大久野島を語り継ぐのか
- ア―カイブ化されたオラリティ 7章 制度化されたオラリティと“未開拓のオラリティ”の可能性
- オラリティを超えて 8章 もうひとつの世界―交わりに向かって
「BOOKデータベース」 より