着物になった「戦争」 : 時代が求めた戦争柄

書誌事項

着物になった「戦争」 : 時代が求めた戦争柄

乾淑子著

(歴史文化ライブラリー, 581)

吉川弘文館, 2023.12

タイトル別名

着物になった戦争 : 時代が求めた戦争柄

タイトル読み

キモノ ニ ナッタ センソウ : ジダイ ガ モトメタ センソウガラ

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注記

参考文献: p259-263

内容説明・目次

内容説明

日清戦争から太平洋戦争開戦まで盛んに作られた戦争柄着物。吉祥とされた意匠から当時の社会的背景や時代性を読み解く。戦争の断片を伝えることで真実を覆い隠した姿を解明し、近代史・美術史の中に位置付ける。

目次

  • 戦争柄着物を着た時代―プロローグ(小説に描かれた戦争柄着物;花柳界の女性と着物 ほか)
  • 面白柄着物の誕生と隆盛(面白柄着物の誕生;男性向け面白柄着物;女性向け面白柄着物)
  • 戦争柄着物の登場とメディア―日清・日露戦争期(戦争柄着物の登場;日清戦争・北清事変期の戦争柄着物―錦絵との関係;日露戦争期の戦争柄着物―報道と絵葉書との関係)
  • 多様化する戦争柄着物―大正・昭和期(大正期の戦争柄着物―ボンチと新聞との関係;昭和期の戦争柄着物(一)―テーマの多様化と流行;昭和期の戦争柄着物(二)―満州国柄とプロパガンダ;昭和期の戦争柄着物(三)―天皇と将軍;昭和期の戦争柄着物(四)―事件と報道;女性向け戦争柄着物)
  • 戦争柄着物からの問いかけ―エピローグ(美術に対する締め付け;着物による戦争イメージの改革;プロパガンダではない戦争柄着物;戦争柄着物の影響力)

「BOOKデータベース」 より

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