社会学の新地平 : ウェーバーからルーマンへ

書誌事項

社会学の新地平 : ウェーバーからルーマンへ

佐藤俊樹著

(岩波新書, 新赤版 1994)

岩波書店, 2023.11

タイトル読み

シャカイガク ノ シンチヘイ : ウェーバー カラ ルーマン エ

注記

科学研究費基盤C「組織システム論にもとづくウェーバー社会学の体系的再構成」の成果

文献あり

ウェーバーの主要な著作・論文の年譜: 巻末

内容説明・目次

内容説明

「近代資本主義の精神」を追究したマックス・ウェーバーと、システム論の泰斗であるニクラス・ルーマン―産業社会の謎に挑んだふたりの社会学の巨人。彼らが遺した知的遺産の可能性と限界そして交差点を徹底的に読み解くことで、いまを生きる私たちの「この」社会への問いへと継承し、更新する。社会学の到達点がここに!

目次

  • 序章 現代社会学の生成と展開(二人の学者と二つの論考;ウェーバー像の転換)
  • 第1章 「資本主義の精神」再訪―始まりの物語から(ウェーバー家と産業社会;二つの戦略ともう一つの資本主義;「禁欲倫理」の謎解き;会社と社会)
  • 第2章 社会の比較分析―因果の緯糸と経糸(研究の全体像を探る;会社制度の社会経済学)
  • 第3章 組織と意味のシステム―二一世紀の社会科学へ(「合理的組織」の社会学;組織システムへの転回;決定の自己産出と禁欲倫理;ウェーバーとルーマンの交差―因果と意味)
  • 終章 百年の環

「BOOKデータベース」 より

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