ドイツ国民の境界 : 近現代史の時空から

書誌事項

ドイツ国民の境界 : 近現代史の時空から

水野博子, 川喜田敦子編

山川出版社, 2023.11

タイトル読み

ドイツ コクミン ノ キョウカイ : キンゲンダイシ ノ ジクウ カラ

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参考文献あり

内容説明・目次

目次

  • 第1部 社会的差異の近代(市民社会の境界―三月前期ドイツにおける「プロレタリア」言説から;「ふさわしい貧者/ふさわしくない貧者」の概念史―一九世紀前半の「社会問題」にみられるキリスト教的規範と市民的規範;「赦し」から「予防」へ―近代ドイツにおける釈放者扶助の変容;ヴァイマル末期における「赤い伯爵」と労働者世界―『下からのドイツ』をめぐって)
  • 第2部 分断と排除の人種空間(「人種」と「民族」のルーツを探る―ドイツにおける人類学および考古学の誕生;スイスにおけるユダヤ人の国民意識―「同化」の解釈とシオニズムへの対応;褐色のウィーン―“人種・ネイション”期のユダヤ迫害と“生”の歴史)
  • 第3部 変容するドイツ/ドイツ人(「帰国」するドイツ人―第一次世界大戦下の東欧支配の論理とドイツ人意識の可塑性;移動する人々と国民の輪郭―占領期から西ドイツへ;東ドイツという境界―「ナショナル・コミュニスト」としてのヴォルフガング・ハーリヒ;空襲記憶に見る越境的な想起文化―ギルヒング空襲記念碑を手がかりに)
  • 特論 ドイツの刑事警察・犯罪学とシンティ―二〇世紀におけるエスニック・マイノリティの発見、捕捉そして迫害

「BOOKデータベース」 より

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