母、アンナ : ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生

書誌事項

母、アンナ : ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生

ヴェーラ・ポリトコフスカヤ, サーラ・ジュディチェ著 ; 関口英子, 森敦子訳

NHK出版, 2023.11

タイトル別名

Una madre : la vita e la passione per la verità di Anna Politkovskaja

母アンナ : ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生

タイトル読み

ハハ、アンナ : ロシア ノ シンジツ オ アバイタ ジャーナリスト ノ ジョウネツ ト ジンセイ

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内容説明・目次

内容説明

アンナ・ポリトコフスカヤは、死の直前まで、ロシアの闇を明るみに出すべくペンを執りつづけた。二〇〇六年十月七日、彼女が凶弾に倒れると、その名前は世界中で「言論の自由の象徴」となった。このとき、娘のヴェーラは二十六歳で妊娠していた。母と同じジャーナリストの道に進んだヴェーラは、その日以降、兄とともに母の死の真実を求めて闘ってきた。その原動力は、母の遺した教えだった。「勇敢でありなさい。そしてすべての物事を然るべき名前で呼ぶのです。独裁者は独裁者と」本書は、プーチンの政治を怯むことなく批判し、不正を告発しつづけた、ひとりの女性の素顔と信念を語る、唯一無二の物語だ。

目次

  • 哀惜の響き
  • 眠らない目
  • クーデター
  • プーチンの王国
  • 報道と検閲
  • 母なら「戦争」と呼んだだろう
  • 貧しき者たちの戦争
  • 脱出
  • 約束
  • 二度とこんなことが起こりませんように
  • モスクワの錯乱者
  • わたしもあの中にいたかもしれない
  • 兄妹で記憶をたぐりよせて
  • プーチンの毒薬
  • 幸せはココナッツチョコレート
  • マーティンとファン・ゴッホ
  • 襲撃
  • 徒労
  • 最後の取材
  • 自由の国の亡霊
  • 家が燃え、橋が焼け落ちる

「BOOKデータベース」 より

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