破壊と再生の伊勢神宮

書誌事項

破壊と再生の伊勢神宮

ジョルダン・サンド著

岩波書店, 2023.12

タイトル読み

ハカイ ト サイセイ ノ イセ ジングウ

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注記

参考・参照文献一覧: p223-236

内容説明・目次

内容説明

それは「エコ」な文化遺産なのか、権威を誇示する威信財なのか―。伊勢神宮は、近年では建物の簡素さを讃えられることも多いが、その実は、古代より贅を尽くした神廟であり、また、今見る厳かな遷宮のあり方は実は近代の産物でもあった。ヤマト政権から現代に至るまで、伊勢神宮の式年造替と遷宮の本質を、文化をめぐる政治的な文脈でとらえなおした、気鋭の歴史的考察。

目次

  • 序章 銅鏡と毛布
  • 第1章 古代国家とポトラッチの変貌
  • 第2章 神宝の行方
  • 第3章 宝物から文化財へ
  • 第4章 黄金の桶をめぐる一件
  • 第5章 お祭り騒ぎとまつりごと
  • 第6章 人新世の伊勢神宮
  • 第7章 火災と再生の精神
  • 第8章 メタファーとしての式年遷宮
  • 終章 破壊と再生の伊勢神宮

「BOOKデータベース」 より

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