死者たちへの捧げもの

書誌事項

死者たちへの捧げもの

安藤礼二著

青土社, 2023.12

タイトル別名

死者たちへの捧げもの

タイトル読み

シシャ タチ エノ ササゲモノ

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内容説明・目次

内容説明

ときに作品を深く掘り下げ、ときに作品の頁をあらゆる順から繰り、そしてときに空間のなかで切り裂くような静けさに耳を澄ませる。過去から未来へと、その思想を受けつぎ、さらにその先まで見つめる、作品論にして作家論。

目次

  • 第1章 大江健三郎の闘争(純粋天皇の胎水;最後の小説―晩年の様式 ほか)
  • 第2章 三島由紀夫と一九六八年の文学(永遠の夏―蓮田善明とともに;偽物と分身―「私」の消滅 ほか)
  • 第3章 安部公房と中上健次(砂漠の方舟―安部公房の彷徨;「うつほ」からの響き―中上健次の抵抗)
  • 第4章 古井由吉と菊地信義(反復の永劫―『鐘の渡り』について;追悼―境界を生き抜いた人 ほか)
  • 第5章 磯崎新の最後の夢(憑依都市―「間」を転生させる;イランへ―洞窟のなかの光)
  • 終章 心のなかの、いまだ何処にも存在しない場所

「BOOKデータベース」 より

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