江戸の異性装者 (クロスドレッサー) たち : セクシュアルマイノリティの理解のために

Bibliographic Information

江戸の異性装者 (クロスドレッサー) たち : セクシュアルマイノリティの理解のために

長島淳子著

勉誠社, 2023.12

増補改訂

Other Title

江戸の異性装者たち

増補改訂江戸の異性装者 (クロスドレッサー) たち

Title Transcription

エド ノ クロス ドレッサー タチ : セクシュアル マイノリティ ノ リカイ ノ タメ ニ

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Note

参考文献: p259-268

索引: 巻末p1-7

Description and Table of Contents

Description

多様な性のかたち。性規範のもとで葛藤・苦悩する人々。男装を禁止されても止めず遠島に処された女、女装姿で貸金業を営み女に求婚した男、男同士の夫婦、陰間茶屋で男色に従事する美少年たち―。社会規範からの逸脱の実態を記録した事件史料を読み解く。第五章として、「セクシュアルマイノリティ研究の現在」の一章を増補し、装いを新たに刊行!

Table of Contents

  • 第1章 女性の異性装をめぐって(たけの最初の罪;たけ、再登場;近世ヨーロッパとの比較)
  • 第2章 男性の異性装と男色の歴史的位相(青山千駄ヶ谷、お琴の一件;歌舞伎と男色;江戸の男色をめぐる諸規制;服装規制にみる近代・近世)
  • 第3章 男性カップルたち(鳶職金五郎と女髪結はつのケース;縫箔職重吉と新内師匠小若のケース)
  • 第4章 多様な愛のかたち―レズビアン/シスター(女性同性愛をめぐる動向;江戸の女性同性愛;入水事件からの愛のかたちを考える)
  • 第5章 セクシュアルマイノリティ研究の現在(出版後の反響と美術館の企画展示;滝沢馬琴の『兎園小説 余録』;『兎園小説 余録』収載の二人の記事)

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