量子力学は、本当は量子の話ではない : 「奇妙な」解釈からの脱却を探る

書誌事項

量子力学は、本当は量子の話ではない : 「奇妙な」解釈からの脱却を探る

フィリップ・ボール著 ; 松井信彦訳

化学同人, 2023.12

タイトル別名

Beyond weird : why everything you thought you knew about quantum physics is different

量子力学は本当は量子の話ではない : 奇妙な解釈からの脱却を探る

タイトル読み

リョウシ リキガク ワ、ホントウ ワ リョウシ ノ ハナシ デワ ナイ : 「キミョウナ」カイシャク カラノ ダッキャク オ サグル

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注記

参考文献: p324-331

索引: p335-337

内容説明・目次

内容説明

量子論における直感に反することや不可解なこと。それらを「奇妙」とはもはや言っていられない。「奇妙」からの脱却の時はもう来ている。

目次

  • 量子力学が何を意味しているかを言える者はいない(これが本書の主張である)
  • 量子力学は、本当は量子の話ではない
  • 量子物体は波動でも粒子でもない(が、そのようなこともある)
  • 量子粒子は一度に二つの状態にはない(が、そのようなこともある)
  • 何が「起こる」かは、それについて何を見いだすかによる
  • 量子論の解釈の仕方にもいろいろある(そして、どれもどうも意味をなさない)
  • どのような問いも、答えは「イエス」だ(「ノー」でない限り)
  • すべてを一度に知ることはできない
  • 量子物体の性質がその物体だけに収まっている必要はない
  • 「不気味な遠隔作用」はない
  • 日常世界は量子世界の人間スケールにおける現れである
  • 経験するすべてはそれを引き起こしている何かの(部分的な)複製である
  • シュレーディンガーの猫には子がいる
  • 量子力学はテクノロジーに活かせる
  • 量子コンピューターが「多くの計算を一度に」実行するとは限らない
  • 「量子」あなたはほかにいない
  • 物事はさらにいっそう「量子的」になりえた(ならば、なぜそうではないのか?)
  • 量子力学の基本法則は思ったよりシンプルかもしれない
  • 底へはたどり着けるのか?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05092985
  • ISBN
    • 9784759820690
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    v, 337p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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