農村青年の文学 : 昭和初期の農村アマチュア作家と宮沢賢治 Literatures of rural youth : rural amateur writers and Kenji Miyazawa in the 1920s and 1930s
著者
書誌事項
農村青年の文学 : 昭和初期の農村アマチュア作家と宮沢賢治 = Literatures of rural youth : rural amateur writers and Kenji Miyazawa in the 1920s and 1930s
(ひつじ研究叢書, 文学編 ; 16)
ひつじ書房, 2023.12
- タイトル読み
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ノウソン セイネン ノ ブンガク : ショウワ ショキ ノ ノウソン アマチュア サッカ ト ミヤザワ ケンジ
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注記
博士学位請求論文「近代日本における農村地域の文化活動 : 宮沢賢治を中心に」 (名古屋大学, 2021年) を改稿し著書としてまとめたもの
参考文献: p375-381
索引: p387-389
収録内容
- 序章
- 岩手県における経済的・教育的な階層とその役割
- 岩手の教員による教育論 : 新教育運動と「農民芸術概論綱要」
- 農学校教師の詩 : 『春と修羅 第三集』と気象学
- 農民の詩 : 『春と修羅 第三集』と渋谷定輔『野良に叫ぶ』
- 文壇における農民文学論争
- 農民文学論争と「農民芸術概論綱要」の関係
- 『赤い鳥』と『注文の多い料理店』の擬人化表現
- 産業組合における思想的・文化的展開
- 産業組合に惹かれた作家 : 賀川豊彦・平塚らいてう・宮沢賢治
- 農村青年の希望 : 賀川豊彦「乳と蜜の流るゝ郷」と『家の光』
- 地域志向の農本主義 : 「ポラーノの広場」と『家の光』
- 『北方詩人』と詩「産業組合青年会」 : 東北詩壇の地域志向
- 『北方詩人』における同人の交流 : 東北アマチュア詩人の同人誌活動
- 主体的な農村文学
内容説明・目次
内容説明
昭和初期の農村アマチュア作家と宮沢賢治。
目次
- 第1部 農村青年の文化活動(岩手県における経済的・教育的な階層とその役割;岩手の教員による教育論―新教育運動と「農民芸術概論綱要」;農学校教師の詩―『春と修羅 第三集』と気象学;農民の詩―『春と修羅 第三集』と渋谷定輔『野良に叫ぶ』)
- 第2部 中央文壇との関係(文壇における農民文学論争;農民文学論争と「農民芸術概論綱要」の関係;『赤い鳥』と『注文の多い料理店』の擬人化表現)
- 第3部 産業組合の文化運動との関わり(産業組合における思想的・文化的展開;産業組合に惹かれた作家―賀川豊彦・平塚らいてう・宮沢賢治;農村青年の希望―賀川豊彦「乳と蜜の流るゝ郷」と『家の光』 ほか)
- 主体的な農村文学
「BOOKデータベース」 より