宮沢賢治の仏教思想 : 信仰・理想・家族 Kenji Miyazawa's Buddhist thought : faith, ideals, family
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書誌事項
宮沢賢治の仏教思想 : 信仰・理想・家族 = Kenji Miyazawa's Buddhist thought : faith, ideals, family
法藏館, 2023.12
- タイトル別名
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宮沢賢治の仏教思想 : 信仰理想家族
- タイトル読み
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ミヤザワ ケンジ ノ ブッキョウ シソウ : シンコウ・リソウ・カゾク
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収録内容
- 研究の射程と方法
- 宮沢賢治の改宗と父・政次郎
- 宮沢トシの信仰
- トシをめぐる追善
- 玄米四合の理想
- 宮沢賢治の菜食主義
- 関東大震災と『銀河鉄道の夜』
- 『銀河鉄道の夜』における他者
- 賢治童話における自己犠牲
- 恋する賢治
- 終章
内容説明・目次
内容説明
宮沢賢治は果たして「孤高の天才」だったのか―家族を中心とした他者との交錯のさま、そしてそれらを通じて紡ぎ出された一連の作品群から、宮沢賢治の仏教思想とそのバックボーンを解明する。「聖人」「天才」というヴェールを剥がし、近代という時代のなかで悩み続ける「人間・宮沢賢治」の本質を抉り出した意欲作!
目次
- 序章 研究の射程と方法
- 第1章 宮沢賢治の改宗と父・政次郎
- 第2章 宮沢トシの信仰―「我等と衆生と皆倶に」
- 第3章 トシをめぐる追善
- 第4章 玄米四合の理想―森鷗外、そして母・イチ
- 第5章 宮沢賢治の菜食主義―田中智学との比較から
- 第6章 関東大震災と『銀河鉄道の夜』
- 第7章 『銀河鉄道の夜』における他者
- 第8章 賢治童話における自己犠牲―グスコンブドリからグスコーブドリへ
- 補章 恋する賢治―受容史の中の宮沢賢治
- 終章
「BOOKデータベース」 より