フォークナーの晩年様式 (レイト・スタイル) : その展開と変容

書誌事項

フォークナーの晩年様式 (レイト・スタイル) : その展開と変容

山本裕子著

松籟社, 2023.12

タイトル別名

フォークナーの晩年様式 : その展開と変容

タイトル読み

フォークナー ノ レイト スタイル : ソノ テンカイ ト ヘンヨウ

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注記

令和5年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の助成を受けたもの

JSPS科研費(24720139, 15K02346, 15K02368, 20K00383, 23K00352)による研究成果の一部

引用文献: p215-223

収録内容

  • レイト・フォークナー
  • 老境のフォークナー酒と女と馬と
  • 老いの繰り言「ミシシッピ」にみるメモワール形式
  • 愛の技法ふたたび『操り人形』から『尼僧への鎮魂歌』へ
  • 南部再訪エヴァンズとフォークナーの後期様式
  • 失われた世代の神話と寓話『兵士の報酬』と『寓話』
  • 夢のあとさきスノープス三部作とアメリカの夢
  • 老いの幻影『自動車泥棒』における作者のペルソナ
  • 死に向かって「否」と告ぐフォークナーの晩年様式

内容説明・目次

内容説明

フォークナーに“レイト・スタイル”はあるのか?あるとしたら、それはいかなるものか。フォークナーの後期作品に見られる、老いのペルソナと自伝的様式を考察し、その“レイト・スタイル”の内実に迫る。

目次

  • レイト・フォークナー
  • 第1部 リ・メモリー“追憶”(老境のフォークナー 酒と女と馬と;老いの繰り言 「ミシシッピ」にみるメモワール形式)
  • 第2部 リ・ヴィジョン“再視=修正”(愛の技法ふたたび 『繰り人形』から『尼僧への鎮魂歌』へ;南部再訪 エヴァンズとフォークナーの後期様式;失われた世代の神話と寓話『兵士の報酬』と『寓話』)
  • 第3部 レトロ・スペクタクル“幻視”(夢のあとさき スノープス三部作とアメリカの夢;老いの幻影 『自動車泥棒』における作者のペルソナ)
  • 死に向かって「否」と告ぐ フォークナーの晩年様式

「BOOKデータベース」 より

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