フルトン-ハリス表現論入門
著者
書誌事項
フルトン-ハリス表現論入門
丸善出版, 2024.1
- 下
- タイトル別名
-
Representation theory : a first course
表現論入門 : フルトン-ハリス
- タイトル読み
-
フルトン ハリス ヒョウゲンロン ニュウモン
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注記
原著 (Springer, 2004) の翻訳
参考文献: p[339]-345
索引: p[347]-351
内容説明・目次
内容説明
本書は、ウィリアム・フルトンとジョー・ハリスによる表現論をテーマとした世界的名著の翻訳書である。扱われている主な内容は、有限次元複素ベクトル空間上における有限群および複素半単純リー代数の表現論である。原書は大部であることから、翻訳書は上下巻に分けた。本書の大きな特徴の一つが、まずは数多くの具体例に取り組み、その経験を通じて題材に関する感触や動機付けをある程度得た後で、一般的な事実へと導いていくという立場をとっていることである。加えて、特にリー代数が登場して以降の具体例において、理解を視覚的に助けるために情報の図示を大量に駆使している点も特徴である。必ずしも表現論を専門としない、さらにはより広く数学を専門とするとは限らない多くの方々にとって、本書が表現論に踏み入る気軽な最初の一歩となることを期待したい。
目次
- 第3部 古典型リー代数とその表現(一般的な設定:任意の半単純リー代数の構造と表現の分析;sl4CとslnC;斜交リー代数;sp6Cとsp2nC;直交リー代数;so6C、so7C、そしてsomC;somCのスピン表現)
- 第4部 リー理論(複素単純リー代数の分類;g2およびその他の例外型リー代数;複素リー群:指標;ワイルの指標公式;さらなる指標公式;実リー代数とリー群)
「BOOKデータベース」 より