源氏供養
著者
書誌事項
源氏供養
(中公文庫, [は-31-40])
中央公論新社, 2024.1
新版
- 上
- タイトル別名
-
Genji kuyo
- タイトル読み
-
ゲンジ クヨウ
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注記
その他タイトル, シリーズ番号はブックジャケットによる
奥付の版表示: 改版
単行本 1993年刊
中公文庫 1996年刊を底本とし巻末に新たに座談会を収録した新版
内容説明・目次
内容説明
「源氏物語」は紫式部の“復讐心”から始まった―?輝く美貌を持つ男・光源氏と女たちの恋物語に織り込まれた作者のたくらみとは?『窯変 源氏物語』の著者が日本最古の長篇小説をひもとき、天才女性作家・紫式部の思考に迫るスリリングなエッセイ。座談会「物語の論理・“性”の論理」前篇(三田村雅子・河添房江・松井健児・橋本治)収録。
目次
- 現代の源氏物語
- 空洞としての光源氏
- 女性の書く男
- 恋の残酷
- 女房の文学と『ぼんち』
- 源氏物語の構成
- 男性的と女性的
- 対句という修辞法
- イメージとしての名前
- 夕顔と朝顔
- 六条の御息所と「前の春宮」の謎
- 『若紫』の不思議
- 三つの始まりとその特徴
- 紫式部の視点
- 紫式部の好み
- 紫式部の敵討ち
- 夕顔と末摘花
- 近衛の中将という位置
- 二人の不遇な中将―夕顔の父と明石の入道
- 二人の按察使大納言〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より