東大寺大仏になった銅 : 長登銅山跡

書誌事項

東大寺大仏になった銅 : 長登銅山跡

池田善文著

(シリーズ「遺跡を学ぶ」, 164)

新泉社, 2024.2

タイトル別名

東大寺大仏になった銅 : 長登銅山跡

タイトル読み

トウダイジ ダイブツ ニ ナッタ ドウ : ナガノボリ ドウザン アト

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注記

参考文献: p91-92

内容説明・目次

内容説明

東大寺大仏の鋳造に使われた銅を産出した長登銅山。山口県中央の山中にいまも奈良時代の露天掘跡と採掘坑が残り、山麓では製錬炉の跡が多数みつかり、製錬時にでる滓や銅生産の道具が出土した。八〇〇点余の木簡の解読とあわせて、律令国家による銅生産と流通の実態を解明する。

目次

  • 第1章 大仏鋳造に使われた銅(大仏造立時の銅はどこから;「奈良登」の伝説とかすかな証拠)
  • 第2章 どのように採鉱したのか(銅鉱床の生成;露天掘跡;採掘坑群;古代の採鉱技術)
  • 第3章 どのように製錬したのか(選鉱とその道具;製錬作業場;古代の炉;粘土と木炭;大溝と排水溝)
  • 第4章 木簡からみた生産の実状(長登銅山の役所は;採掘の実状;製錬の実状;流通・運搬の実践)
  • 第5章 その後の長登銅山(その後の長登銅山;長登銅山の保存と活用)

「BOOKデータベース」 より

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