軍務局長武藤章
著者
書誌事項
軍務局長武藤章
(祥伝社新書, 694)
祥伝社, 2024.2
- タイトル別名
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武藤章 : 軍務局長
- タイトル読み
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グンム キョクチョウ ムトウ アキラ
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注記
参考文献: p345-356
内容説明・目次
内容説明
昭和陸軍を体現し、昭和史の鍵を握る男。武藤章は昭和陸軍のなかでも強い存在感を放っている。二・二六事件後に成立した広田弘毅内閣では組閣に介入、盧溝橋事件後は日中戦争を推進し、近衛文麿の新体制運動に参画したが、日米間に暗雲が漂うと避戦に尽力。開戦後は師団長、方面軍参謀長として戦闘に従事した。戦後は東京裁判においてA級戦犯とされ、巣鴨拘置所で処刑された。また、武藤が務めた軍務局長は昭和十年代、軍内外に強い政治力を発揮し、時の政権をも左右するほどの権勢を誇った。昭和史の折々に登場する武藤、その生涯を追うことで、昭和史と昭和陸軍を読み解く。
目次
- 第1章 煩悶―軍人に向いていない青年
- 第2章 派閥抗争
- 第3章 日中戦争
- 第4章 軍務局長(1)新体制運動
- 第5章 軍務局長(2)日米交渉
- 第6章 軍務局長(3)開戦へ
- 第7章 師団長として
- 第8章 フィリピンの戦い
- 終章 東京裁判、そして死
「BOOKデータベース」 より