新古今時代の和歌表現

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新古今時代の和歌表現

板野みずえ著

花鳥社, 2024.1

タイトル読み

シンコキン ジダイ ノ ワカ ヒョウゲン

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注記

博士論文「新古今時代の和歌の研究」(東京大学 2019年)をもとに、その後発表した論考と書き下ろしを加えて構成したもの

内容説明・目次

内容説明

和歌史における「新古今」とは何であったか。藤原良経を足がかりに、新古今から京極派に至るまでの和歌の特質を「叙景」意識を軸に検討し、表現史の面から和歌史の書きかえをはかる。

目次

  • 「新古今」という時代
  • 第1篇 藤原良経―新古今前夜(藤原良経の歌壇活動;「風」の歌;「心の空」の歌)
  • 第2篇 叙景―新古今時代の和歌表現(恋歌における叙景;物語摂取と景;「春の曙」考;「むすぼほる」考;「ながむ」考;「身」考)
  • 第3篇 寂蓮・京極派―新古今時代以後(寂蓮の和歌とその享受;寄物題における景の展開;京極派和歌における「向かふ」)
  • 新古今から中世和歌表現史へ

「BOOKデータベース」 より

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